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入江産業の木材
事業者認定書 森林関係の法令において合法的に伐採されたことが証明された木材のことを指します。つまり、合法木材は正しい手続きで生産された真っ当な木材であるということができます。当社は茨城県木材協同組合連合会において認定されています。違法伐採は産地国における政府収入の損失となるばかりでなく、違法伐採された安い木材が輸入されると、日本のような輸入国の林業も困難になります。ですから、違法伐採を防ぐために、合法木材を積極的に使用することが重要なのです。違法伐採問題に対処するため政府は、各国と協調して木材輸出国における違法伐採対策の支援をするほか、グリーン購入法に基づき、平成18年4月から政府調達の対象となる木材・木材製品について、合法性が証明されたものを購入することに決めました。
木材とは、様々な材料・原料として用いるために伐採された樹木の幹の部分を指す呼称。主な用途として、切削など加工された木製品や紙の原料、薪や木炭、建材や道具類の材料などに用いる。木材の価値は美観・大きさ・希少性などで決まる。それらが特に優れたものは銘木として珍重される。多くは自然に生え育った天然木だが、吉野杉や檜や日光杉のように人の手によって植えられた木にも銘木として扱われるものがある。木材の美観は節の有無や木目、色合いに左右される。優良材の産地を目指す場合は鋸で枝を切り落とす枝打ちという作業を木が若いうちから念入りに行う。その場合切り落とした痕が滑らかで、微妙な調整も利く鋸を使うことが多いようだ。木目に関しては、年輪が細かく幅がそろっていることやまっすぐで乱れないことなどが重視される。一方、天然木ならではの変わった木目(杢)も観用される。主に円形の模様が現れた玉杢や泡杢、縮んでしわが寄ったような縮杢、ストライプ模様が現れた虎斑杢(とらふもく)などがある。木の大きさに関しては、高樹齢の大木ほど価値があると思ってよい。希少性は美観や大きさとも関係するが、入手困難だということも価値を高める。このほかには日本独自の価値観が確立されているものとして、香りを楽しむ香木などがある。

主な種類

桧(ヒノキ)

常緑針葉高木。スギとともに日本の主要な造林樹種。細かな年輪が美しく、特殊な香気を放つ。加工も容易でくるいも少ないなど、世界でも最もすぐれた針葉樹といわれる。秋田スギ、青森ヒバとともに日本三大美林のひとつに木曽ヒノキがある。

杉(スギ)

常緑針葉高木。西欧の「石の文化」に対して、「木材文化」といわれる日本の文化を支えてきた有用樹種である。縦(繊維方向)に加わる力に対して強く、木理がまっすぐである事や乾燥や加工がしやすいという点で、建築用材として柱などに適用している。

松(マツ)

常緑の高木または低木。海岸の防風林として広く造林されたことや、荒地にも根付く先駆的な樹種のため、一般に海辺に近い処で見られる。肥松はもともとは樹種ではなく、老木の根に近い部分からとれる脂の多い材の事である。昔から家の床の間の地板、棚板、床框に利用されてきた。

欅(ケヤキ)

落葉広葉樹。ケヤキの語源「けやけき(きわだった)木」といわれる。心材は黄褐色、辺材は淡黄褐色で、その境界がはっきりしている。弾力に富み、特有の美しい木目は、建築材・家具材などで広く重用される。

山桜(ヤマザクラ)

落葉高木。ヤマザクラと称するものはシロヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラの三種に区別される。材は均質・緻密で、中庸からやや重硬。器具、家具、建築内装材、機械、楽器、薪炭などに用いられる。

槐(エンジュ)

落葉高木。中国原産で、古くから台湾、日本、韓国などで植栽されている。日本では、この樹に「延寿」という漢字があてられ、病魔を払い、寿命を延ばす木として古くから親しまれている。昔から床柱や床カマチなどの建築装飾材として珍重されてきた。

米松(ベイマツ)

常緑針葉高木。年輪の密な材はピーラと呼ばれて歓迎され価格も大幅に上がる。耐朽・保存性は高い。寸法安定性・加工性能・釘着性能・接着性能といった二次加工用材として必須の特性を備えている。現在の日本の都市部の住宅用構造材のうち桁関係はほとんどこの米松が使われている。北米から輸入される主要木材。

米栂(ベイツガ)

常緑高木。材は白色から淡褐色の軽軟である。乾燥すると無臭で変色しない。柱や防腐土台など建築構造材、箱材、建具、内装材等広い用途がある。 現在の日本の都市部の住宅の柱はほとんどこの米栂を利用している。北米から輸入される主要木材。

米檜葉(ベイヒバ)

常緑針葉高木。匂いや色が日本のヒバによく似ていることから「ベイヒバ」と名づけられた。特有の芳香があり、腐りにくい。加工性や材の安定性、腐朽性に優れる。 建築材、内装材、船舶材、木型、などに使用される。北米から輸入される主要木材。

赤松(アカマツ)

常緑高木。木材としての経済林だけではなく、防風林、土砂防止林として造林されている。余談だが、松竹梅は、日本人の祝い事に必ず登場する。そして、最も上位はマツ。それは、日本人好みの非対称の樹形の美しさと四季にかかわらず、緑を保つ姿、そしてまた、荒れ地に根を張る生命力に強いあこがれを抱いたからではないだろうか。

年輪について

通常温帯から寒帯の木の断面に生じる同心円状の模様で、成長輪ともいう。成長輪のうち1年に一つずつ増加するものを年輪という。輪状に見えるのは、春期には幹の肥大成長が盛んで、夏期にはゆっくりになるためであり、色の濃い部分は細胞壁が密に、色の薄い部分は細胞壁が疎になっている。熱帯降雨林では1年中生長を続けるため年輪は認められないものもあるが、乾季と雨季があれば乾季には成長が休止するために成長輪が形成される。
「日当たりのよい南側はよく生長し、北側は目が詰まっているので、切り株を見れば、方位が分かる」と言われているが、これは誤りである。たとえば針葉樹が斜面に生えている場合に、木が谷側に傾かないように谷側がより盛んに成長する為、谷側の目が広く山側の目が詰まって育つので方角はあまり関係しない。また、自然な原因で木が倒れる場合、根本からひっくり返るか、へし折れるようになる場合が多く、滑らかな面は作られないから、自然の森では年輪の見られる切り株は滅多にない。

成分について

木材は何から出来ているのか?よく説明されているセルロース、ヘミセルロース、リグニンとは?
木材は炭素が50%、水素が6%、酸素が44%です。

セルロースとは

デンプンはブドウ糖が多数結合して出来ている。実はセルロースもブドウ糖から出来ているが、少し結合の仕方が違う。デンプンはブドウ糖が螺旋状に結合しているが、セルロースは線状に結合している。セルロースはブドウ糖が1万~1万4千個が結合して出来ている。これが束状になったミクロフィブリルによって木の細胞の細胞壁を作り樹体を支えている。
デンプンと同じ成分からなるにも関わらず、人間はセルロースを消化出来ない。少量ならば食物繊維として機能も期待されていて、セルロースを少し分解してオリゴ糖を作る試みがなされている。オリゴ糖はカロリーの少ない甘味料であるともに食物繊維になるようだ。

ヘミセルロースとは

ヘミセルロースはセルロースに似ているがブドウ糖など単糖類が100~300しか結合していないもので、ミクロフィブリルを結びつけているものになる。

リグニンとは

リグニンは簡単に説明しにくいのだが、一種のフェノール類でセルロースに比べ複雑な構造をしている。リグニンは細胞どうしを固める接着剤のようなものだ。
よく木の細胞を鉄筋コンクリートに例えて、鉄筋がセルロース、鉄筋を結ぶ針金がヘミセルロース、コンクリートがリグニンといわれている。
産地 代表的な名木 生息している主な木
青森県 青森ヒバ ナラ、アスナロヒバ
秋田県 天然秋田杉 スギ、ブナ、キリ、ヒメコマツ、ナラ
岩手県 南部赤松 アカマツ、カラマツ、ブナ、ナラ、ケヤキ、セン、クリ、ウルシ
栃木県 八溝杉・日光杉 スギ、カラマツ
茨城県 いばらぎ八溝杉・桧 スギ、ヒノキ、マツ
長野県 木曽桧、信州唐松 コウヤマキ、サワラ、ネズコ、アスナロ(ヒバ)、ヒメコマツ、カラマツ、スギ、ヒノキ
奈良県 吉野杉・桧 スギ、ヒノキ、モミ、ツガ
鹿児島県 屋久杉(縄文杉) ヒノキ、マツ、モミ、ツガ、カシ、クス、ツゲ、イス、タブ
無垢の木の樹木のもつ本来の質感や香りを楽しむ事ができ、耐久性に優れ、人体に影響する有害物質も含まれていないが、天然材ゆえの欠点も兼ね備えている。その特性を知って「適材適所」に使うことは、家を建てるうえでとても大切なこと。住宅建築によく使われる木の特長をまとめてみた。

無垢の木のメリット・デメリット

機能面 無垢の木は小さな細胞の集合体なので、細胞に出入りする空気中の水分で収縮・膨張を繰り返す。収縮・膨張は欠点である反面、室内湿度を調節する能力が発揮されている結果だ。
安全面 無垢材の硬さは木の種類によって様々。一般的に広葉樹系は硬く、針葉樹系は軟らかく傷がつき易い。軟らかさは転んだ時のショックを和らげ、長時間立っていても疲れづらい、断熱性や保温性があるなどのメリットがる。
状態 細胞の中の水分が徐々に抜け乾燥していく過程で反り、曲がり、ねじれが発生する。あらかじめ乾燥させた木材を使用する事で、極力トラブルの発生の低い材料を使用し対処している。
印刷されたシート貼りの建材と違い、天然なものなので1本1本色合いが違う。また経年とともに色合いが変化し、室内では時が経つに連れあめ色に変化し、外部で使用する木材はグレー色に変色する。また変色以外に、木の育つ自然条件で節や節かげ、ヤニスジ、ヤニつぼ、入り皮などが入る。変色の過程や色のばらつき、節や節かげ、入り皮などを楽しめる心が無垢を使う上では必要だ。
価格 工業製品とは異なり、内装材として、室内で仕上がるまでには手間も時間もかかるので安いとは言えないが、材種や等級によってはリーズナブルな物もある。健康や安全性、環境をトータルで考えれば決して高い材料だとは言えないかもしれない。