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住宅のしくみ

入江産業が考える住宅とは

住宅(住まい)とは、生活を充実させることではないでしょうか。住まい手と住宅の積極的な関係の中で、生き生きとした自由な生活を送ること。そういった生活を実現するための住宅づくりをお手伝いします。

住宅とは生活の器である、と言われます。床や天井、壁といった目に見える物の集合体ではなく、睡眠や食事などの受け皿、あるいは行為のための状況づくりをする場であるといえます。

大手ハウスメーカーの商品を筆頭に、住宅には個性がありません。外部にはタイル調のサイディングが貼られ、内部は外から見ただけで大体どういう平面か分かってしまう個性の無い空間です。

本来、家電製品のように大量生産することが出来ません。住まい手のニーズが多種多様で一品生産の形を取るからです。敷地の条件はいつも違います。設計するにも、建てるにも非常に時間がかかり、結果的に住宅1棟で得られる利益は企業にとっては小さいものです。

限られた予算の中で自分の「わがまま」「こだわり」に付き合ってくれる設計者、施工者はたくさんいます。大手ハウスメーカーがすべてではありません。施工で楽することしか考えない知り合いの大工に頼む必要もありません。自分のデザインを芸術と称して押し付ける設計の先生に頼む必要もありません。誰と一緒に家を建てるか、住まい手の判断に委ねられています。誰に頼めば最大の効果を得られるか考えてみてください。

建築工法と特長

木造軸組構法 木造軸組工法とは、建築構造の木構造の構法のひとつである。日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた構法で、在来工法とも呼ばれている。伝統工法では筋交いと呼ばれる斜めの材料を入れることはなく、昔は太い木材を大量に使う事で丈夫な建物としていた。しかし、戦後のものが無い時代に太い木材を得ることが難しくなり、筋交いと呼ばれる斜めの材料を入れることで今までのような太い材料を使わなくても良いようにし、更に柱や梁と呼ばれる部分の接合部に金物を使って強度を増すようにしたものである。 木造枠組壁工法がフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える構造であるのに対し、木造軸組工法では、主に柱や梁といった軸組(線材)で支える。設計自由度が比較的高めの工法である 。
軸組み 柱、梁と呼ばれる材料で組み上げていく事が基本となる。これを軸組みと呼び、主にこれらの材料で地震や台風などに耐える構造となっている。
造り方 基礎、骨組み、屋根、外壁、内装といった順に外側からふさいでしまい、まず先に雨をしのげるようにする造り方が特徴。雨の多い日本の気候には、この建て方がとても適している。建物を外部から囲んでしまうことで、建設中の雨にも内部を濡らしてしまうといった影響を受けることがなく、性能を低下させることが少ない。
間取り 間取りの自由度が非常に高く、開口部が比較的自由にとれることから、通風・採光の面において優れている。変形敷地や狭小敷地といった、さまざまな敷地条件にも対応できる。また、将来的な増改築・リフォームなども比較的容易だ。余談だが、柱を見せる本格的な和室はこの工法でなければ造れない。
工期 職人の腕に頼るところが大きいこの工法はある程度職人の技能に左右され、工期も長めである。
価格が高い 工業製品とは異なり、内装材として、室内で仕上がるまでには手間も時間もかかるので安いとは言えないが、材種や等級によってはリーズナブルな物もある。健康や安全性、環境をトータルで考えれば決して高い材料だとは言えないかもしれない。
プレハブ構法 プレハブ工法とは、あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる建築工法のこと。
工期が短い 工場生産の比重が高いため現場作業が軽減され、工期の大幅な短縮を実現している。ただし、工場での計画も含めた全体では期間短縮になるとは限らない。
施工品質が均一化している 徹底した品質管理のもとに主要部材が生産されるため、品質のばらつきがなく、高い精度を有している。また、職人の技能に左右されることがなく高品質の施工が実現出来る。
プランに制約をうける 規格化され大量生産を前提とした工業製品であるため融通が利かない構造や設計が多く、自由設計がしずらくなる。決められたパターンの中から選ぶ、それ以外は極端に高くなるなど。
現場搬入に制限がある ユニットで持ってきてクレーンで組み立てるため、道路が狭い、あるいはクレーン車を設置出来る場所がない土地では不向き。
増改築が難しい 技術的に企業秘密の部分が多いため、工法の内容を公表していない、詳細な図面を施主に渡さないハウスメーカーがあり、増改築がしにくい場合もある。
ドリフトピン構法 ドリフトピン工法とは、ドリフトピン接合を使用して木質建築物を造る工法である。
最小限の切り欠き 在来工法では接合部は木材に複雑で断面に対して大きな切り欠きが必要だが、金物工法ではスリットとボルト穴の最小限の切り欠きになるため、金物工法は強い接合部を実現出来る。
ドリフトピン 金物工法では、在来工法にて汎用的に使用される羽子板ボルトなどの径12mmの金物に比べて太く、経年によるボルト締め緩みの心配がないこと。締め緩みの原因は無垢材のやせによるものと、在来工法にて使用される金物の形状によるものが大半である。
施工費が割高 金物が高額、使用木材の増加、特殊なプレカット形状などから総じて施工総額が高くなる。
木造枠組壁構法 木造枠組壁工法とは、建築構造の木構造の工法の一つである。耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造で、木造軸組工法が柱や梁といった軸組(線材)で支えるのに対し、木造枠組壁工法では、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える。それゆえ、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性をもつ。2インチ×4インチサイズをはじめとする規格品の構造用製材で構成されることから、2×4(ツーバイフォー)工法と通称される。
高耐震強度 自重や地震、風などの外力を面で受け止め、箱全体に力を分散させる。丈夫で歪みにくい6面体の箱形工法なので、耐震性に優れ、断熱性能や気密性能を確保しやすい。だが、面で構成されているため大きな開口部やコーナー部分の開口部の確保が難しく、同じ理由で増改築の際、撤去できる壁が制限されてしまう。
プランに制約をうける 耐力壁で囲まれた空間を構成していかなければならないため、間取り、部屋の大きさ、窓の位置、大きさ等、ある程度の制限を受ける。
結露対策 高湿度の環境では湿気が抜けないで腐食の恐れがある。そのため結露対策をしっかりする必要がある。また換気が問題(空気汚染)。特に石油やガスなどを暖房器具を使った場合は要注意。
鉄骨構造 鉄骨構造とは、建築物の躯体に鉄製や鋼製の部材を用いる建築の構造のこと。鉄骨造、S造、S構造とも呼ばれる(Sはsteelの略)。また、近年ではほとんど鋼材を用いるので、鋼構造と呼びかえることも少なくない。特に断りがなく鉄骨構造という場合、一般的には重量鉄骨ラーメン構造を指す。
自由な間取り ラーメン構造の場合はブレースや耐震壁が不要であるため、間仕切りのない、広々とした空間を作ることができ、リフォームも容易である。
施工品質が均一化している 徹底した品質管理のもとに主要部材が生産されるため、品質のばらつきがなく、高い精度を有している。また、職人の技能に左右されることがなく高品質の施工が実現出来る。
工期が短い 工場生産の比重が高いため現場作業が軽減され、工期の大幅な短縮を実現している。ただし、工場での計画も含めた全体では期間短縮になるとは限らない。
耐火性能 構造材が不燃物なので火事に強いと誤解されるが、鉄骨は摂氏550℃程度で急激に強度が失われるので、消火に手間取ると一気に建物が倒壊する危険性を持っている。木造は火事に弱いと考えられているが、火で焼かれても柱の表面が炭化するのみで内部まで完全に燃えるには長時間かかるので、短時間に建物全体が崩壊するというケースは少ない。このため鋼材には耐火被覆を施すのが一般的である。ただし火災保険料は鉄骨の方が安いため、統計上は木造住宅は火災の危険性が高いと考えられる。
断熱性 木造に比べ約350倍断熱性が低いため、外壁を厚くする外断熱工法が良いとされる。